1st EP『ターコイズガール – EP』の、演奏や音に込めたものについて。(Track.1 ターコイズガール)

カイノオトです。

ターコイズガール – EP という5曲入りの作品を、2020年5月上旬現在、リリースしました。

All Music & Lyrics by カイノオト
Vocal: 初音ミク
Artwork Design: Nobutomo Murai
https://www.murainobutomo.com/



アーティストが、「曲は自分のこどものようだ。」と語っているのを幾度も見たことがあるのですが、
実際に自分がその「曲を作る側」になると、本当にその通りだなと、身を以て感じました。

だれかのもとで、どこかで響く存在になってくれたらいいなと、思っています。
よろしくお願いします。

(購入や、サブスクリプションサービスでの視聴はこちらから。)

-販売サイト(Buy on)-

Amazon: https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08832P85Q/ref=as_li_tf_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B08832P85Q&linkCode=as2&tag=tcjaz-22

iTunes: https://music.apple.com/jp/album/1511661252?app=itunes

Google Play: https://play.google.com/store/music/album?id=Bzwecdk5l2bmnnflt3aa4si2djm


-サブスクリプションサービス(Listen digitally on)-

Apple Music: https://music.apple.com/jp/album/1511661252?mt=1&app=music&at=10l7qr

Spotify: https://open.spotify.com/album/0kaK6hQhQfp8G8iR83QTuz

Google Play Music: https://play.google.com/music/listen?u=0#/album/Bzwecdk5l2bmnnflt3aa4si2djm

Amazon Music: https://music.amazon.co.jp/albums/B08832P85Q?do=play&ref=dm_ws_dp_ald_bb_phfa_xx_xx

Youtube Music: https://music.youtube.com/browse/MPREb_g1QavHaprIm

LINE MUSIC: https://music.line.me/album/mb0000000001c1bdf

配信先一覧: https://linkco.re/dR1TuDd0

はじめに

自分が何者かになれているかはまだわかりませんが、
この作品を作り上げたのは間違いなく自分で、
そして、
Youtubeやニコニコ動画を通じてこの作品を聴いてくださってる方が、
この素性がよくわからないであろう自分の曲に出会ってくれた方が、
幸運にも、間違いなく、この地球のどこかにいる。

ならば、
この作品を作るにあたって、自分が何を込めたのかを記すことは、
おそらく誰かの何かに、なることにつながるのではないかと考えました。


世界中の誰かがどんなに勉強しても、逆立ちしても、
どうやっても、これを、この記事を書くことはできません。
この作品の制作譚を書くことは自分にしかできません。
もっといいギター、もっといい音、それはたぶん世の中にいくらでもあります。
でも、今この場所にいるのは自分だけ。
この詩は自分だけ、このギターは自分だけ、この唄い方(唄ってもらい方)は自分だけ。

世の中、70億通りの「自分だけ」があります。
ここに、70億分の1のちっぽけな「自分だけ」を、記します。

歌詞については、聴き手の数だけ聴かれ方があってほしいと思っているので、
ここではあまり書かないことにします。
「音」や「どういうことを意識してギターを弾いたか」などについて、
唄の意味に触れない部分のところを記そうと思います。


今回はまず、Track.1『ターコイズガール』について、記します。

また日を追って、Track.2やTrack.3についても記していければな、と思います。

Track.1 ターコイズガール

自分が活動する中で、最初に制作・発表した曲がこの「ターコイズガール 」でした。


作詞作曲について

詞について

8畳の一人暮らしの部屋の中で、机に向かって、窓の外を眺めながら詩の原型を1日で書きました。陽のあたるイメージを出したかったので、昼間に陽の光が差す窓辺でボールペンを握っていました。
たしか、2019年4月の中旬から下旬ごろでした。

この曲は手書きで歌詞を作っていった記憶があります。
(他の曲については、iPhoneのメモ帳で作詞をすることもあります。)

曲について

曲は、Macbook Pro 15’+Logic Pro Xで作っています。
オーディオインタフェース(ギターやマイクとPCをつなぐための機械)はSteinberg UR22。https://amzn.to/2Wbls9s
モニターヘッドホンはAKGのK550 MKIII。https://amzn.to/3cbBdTG

ヘッドホンや作業環境について特にこだわりはなくて、リスニング用に買った音が好みのヘッドホンをそのまま作曲でも使っている、といった感じです。
スピーカーも使っていません。

最近LGの29インチワイドモニター(Amazonでたまたまやっていたセールで2万円程度)を導入し、作業に使える画面が広がって満足しているのですが、
ターコイズガールを作った頃はノートPCを机に直置きして作業していました。

AKG K550 MKIII
自然な聴こえ方がする印象のヘッドホン。
高音が綺麗に聴こえる。
https://amzn.to/3cbBdTG



少し脱線します。

(自分も含め、)「Macは高い」と思っている方も多いと思うのですが、
そんなあなたに向けて、少し、私の作曲遍歴を書きます。
「高級なPCがなくても大丈夫」だと思っていただけたら、これ幸いです。

自分が初めて曲を作った時は、DSのバンドブラザーズというゲームソフトを使っていました。
極めすぎて、DSでドラムが叩けるくらいにはやり込んでいました。
(実際に地元の友人と、自分のDS+ギター+ベース+ボーカル、でセッションしていた頃がありました。)

ギターを弾くようになってから初めて曲を作った時は、WindowsのノートPC、メモリ4GBで、CPUは2013年頃のintel core i5
(わかる人にはわかると思うけれど、使い始めて2~3年経った頃にはWordがフリーズするくらい動作が重かった)
に、

当時1万円程度で買ったAlesisというメーカーのMIDIキーボード(こういうもの)https://amzn.to/3djHVHc
に付属していたDAW(作曲ソフト:Digital Audio Workstation)の「Ignite」や、
ネットで無料でダウンロードできる「REAPER ver 0.999」
https://www.dtmstation.com/archives/51869227.html
https://ameblo.jp/rei-namanusi/entry-11329250817.html
などをインストールして、録音したり作曲したりしていました。

つまり、お金がなくても、Macじゃなくても、音楽はできるということです。

もともと、自分はそんなにお金を持っていなかった方でした。(たぶん今も。)
でも今は、情熱とPCさえあれば誰でもアーティストになれる時代です。
スマートフォンだけで曲を作る人だっています。

ミクの「V4X」というもの。
パッケージと中身が凄く格好いい。
詳しくは、秘密。



2020年現在は、初音ミクを迎え入れると、作曲用のソフト「Studio One Artist」もついてきます。いい時代です。
https://amzn.to/3frRMg1

私は音楽が好きで、アーティストが好きです。
またいつか、曲作りやギターの始め方についても書こうと思います。


話を戻します。
曲について。

まずギターのコードからざっくり作って、頭の中である程度どういう構成かを考えました。
それから、デモ音源(曲の原型のようなもの)を、ドラムのループ(ずっと同じフレーズを叩かせて流しっぱなしにしたもの。)とギターのコードだけで作り、
最後にベース、
ドラム(打ち込み、という、PCでドラムの楽譜を作って音を鳴らせる技法)、
リードギター(この曲では、主に右側で鳴っている方。メインのギター。)を煮詰めて、ミクに唄ってもらって完成、といった感じでした。

知人に聴いてもらって、好感触だったので「これはいける」と自分を鼓舞しながら、
歌詞付きのビデオを作って、2019年6月にYoutubeに投稿しました。


サムネイルや動画で使っている女の子の後ろ姿の絵は、
動画を作る際にどうしても視覚的に訴えかけられるイメージ、絵、がほしいなと思い、iPhoneのアイビスペイントというアプリで10分くらいで書いたものです。

とにかく、「投稿すること」を最優先に制作していたので、画質が粗かったり完璧じゃないところもあるのですが、
自分の手だけで作品を完成できたのは達成感があってよかったし、なんだかんだこの絵も気に入っています。自分のプロフィール用の画像は、今の所全てこの女の子に登場してもらってます。


総創作時間は2週間くらい、
デモができるまで4日、そこから細かいところを煮詰めたのが10日、くらいでした。

初めは、ニコニコ動画にあげたら謂れのないコメントがつくんじゃないかと思ってYoutubeだけに投稿していたのですが、
冬ごろに、そういう感情よりも「もっと聴いてほしい」という感情が上回ったので、
sepia chip city(トラック3)ができたのをきっかけに、
sepia~を投稿する1週間前に、ターコイズガールとTo you still blue(トラック2)をまとめてニコニコ動画に投稿しました。
「うぽつ」とか言われるのはとても嬉しいです。よほどの罵詈雑言でなければ、何言われても嬉しいです。ありがとうございます。
自分に届いた感想は、可能な限り、今のところ全て、見ています。

演奏について

ギターについて

何度でも聴かれてほしい、耳触りのいい「綺麗な音」をイメージして、クリーンな音作りを意識しました。
(ギターの用語では、「歪(ひず)まない音」という言い方をします。)

使用ギターは、Fender AMERICAN PROFESSIONAL STRATOCASTER です。
白が好きなのと、何年か前に東京に行った時にいいものに出会えたのとで、これを使ってます。

ピックアップ(という、金属弦の音をひろってアンプやPCに送れるようにする磁石のようなもの。このギターには3つある。)の使い方を、
右と左(リードとバッキング)で変えて録った記憶があります。

右のリードギターはリア+センター(中央+下段)
左のリズムギターはフロント+センター(上段+中央)
で、多分録ってます。

さらに細かい話をすると、
空気感を出すために、各所でアコギっぽい音を作って重ねて録っていたり、
サビだけフレーズを3本分録っていたりしています。
気になった方は、ぜひギターに耳を向けながら聴いてみてください。

ベースについて

ベースを本格的に録ったのが初めてだったので、色々なツマミの設定を決めるまでに時間がかかったのですが、
ギターで作ったデモに合わせて弾きながらそれっぽく微調整したら(たまたま)うまくいったので、その音でほぼ一発録りしました。
その時の設定は「Turquoise Bass」という名前で保存していて、今でも引っ張り出して活躍してもらってます。

使用ベースは、友人から譲り受けた、昔のFENDER JAPANのもの。
白いプレジションベースで、Crafted in JAPANと書いてある。

見た目はこれに近い。
画像はFender公式ショップより引用。
https://shop.fender.com/ja-JP/electric-basses/precision-bass/american-original-60s-precision-bass/0190120857.html



ベースについては詳しくないのですが、弦の「揺らぎ」みたいなものが録り音に乗っている気がして気に入っています。

また、自分はピック弾きの方が得意なので、この曲はピックで弾きました。
ところどころコード弾きをしたり、ベーシストっぽいベースではないかもしれませんが、自分のベースは嫌いじゃないです。
でも、いつかは誰かにベースをお願いできるくらい大きくなりたい。

使用ピック。Fender Dura-Tone 白と水色。
個人的には、白の方が少し硬めで手に馴染む。
https://amzn.to/2Wznz69

おわりに

私の1st EP『ターコイズガール – EP』のTrack.1『ターコイズガール』の制作について記しました。

「音楽は、いつでも人に寄り添えるものではない」と、どこかで読みました。
けれど私は、いつかは、ひと時は、人に寄り添えるものだと思っています。

朝や、夜や、日暮れ時。
気が向いたときに、いつでも。

聴いてくださると幸いです。

– カイノオト


Artwork Design: Nobutomo Murai
https://www.murainobutomo.com/