カイノオト feat.初音ミク『To you still blue』 / kainooto feat.Hatsune Miku – To you still blue
歌詞
夜の風にあたり
繊の月を独り占め
平、坦な暮らし でも
変わっていくキミとボク
『大人になれば』
ずっと思ってたんだ
『大人になれればなぁ』
交われないキミとボク
雲の縁に座り
満ちた月を独り占め
欠けたままの何か
埋められなかった何か
言葉にすれば
消えてしまいそうで
手を伸ばすキミと
溢れていくボクの藍
掠れた言に指が伝う
少し遠くであなたが笑う
途切れた線のボクは唄う
未だ蒼いキミに向けて
朧げになる小さな星は
キミとよく見た北の端の光
寂しげに流る小さな星は
キミとよく似たひたと走る光
帳が下りて
夜の星を独り占め
平、坦な黒と
そこに眠る点と点
途切れ た線のボクは唄う
『青いってことはさ 生きてるってことさ』
錆びれた弦に指が伝う
誰かの紡ぐ対の調
『キミの音は届いてるよ
ボクのもとへ 滔々と。』
声を枯らしてひたと叫んだんだ
To you still blue
大人になれぬ小さなフタリ
少し背伸びなキミに贈るよ
独り、独りの藍の歌を
一人、一人の愛の唄を