カイノオト feat.初音ミク『ウィンドフラワ』 / kainooto feat.Hatsune Miku – Windflower

雨が降った 辺りに花が咲いた
君が笑った 辺りに花が咲いた

ように見えた

星が流れるように一瞬で
星が流れるように一度きり だった

青い春が気紛れにぼくをさらって
遠い春へと変わっていく

きみはウィンドフラワ 風に揺られて
何処かへ往ってしまったんだ
凪いだ心に揺らいだ灯の魂
波が歪に押し寄せる

ぼくはウィンドフラワ 風に吹かれて
何処かへいってしまいたかった
空いた心に抱いた花束
きみへと渡す日がくること ただ、祈っていた

星が降った 時が止まったようだ
手を繋いだ 時が止まったようだった
けれど時は止まらなかった

感情の砂が零れて落ちて
時を刻んでゆくのだとして
其れの器を逆さに返せば
あの日の幸せを取り戻せるだろうか

たとえあの日に戻れなくても
きみは元気で生きていてくれ
たとえあの日に戻れなくても
ぼくは、そう、きっと、生きていくよ
たとえあの日に戻れなくても
一瞬の幸せ抱いて生きていくよ

でも
その先にきみが居たら と
ひとりで、祈っているよ

きみはウィンドフラワ 風に吹かれて
何処かへ往ってしまったんだろうか
空いた心で 叫んでゆくのだ
藍色の波が押し寄せど

ぼくはウィンドフラワ 風に向かって
この愛をただ、唄っていたかった
空いた心に咲いた花束
君へと渡す日がくること ただ、祈って
君へと渡す花束をただ、抱いて
君へと渡す日がくること ただ、祈っている

雨が降った 辺りに花が咲いた
君が咲った 辺りに花が咲いた